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2021年1月18日

看護師資格で働ける場所をあなたは知っていますか?

看護師資格で働ける場所をあなたは知っていますか?

あなたは看護師の資格で働けるところがたくさんあることをご存じですか?

一般的なイメージは病院やクリニックでの仕事をイメージする人が大半だと思います。

今回はそんな方々のために看護師資格で働ける場所をご紹介いたします。

1.ツアーナース

ここ最近、求人情報も増えつつあるお仕事です。
“ナース”とありますので、仕事の内容としては看護師なのですが、働く場所は日本各地から世界の名所まであります。

ツアーナースってどんな仕事?

簡単にいえば、旅行や研修などに添乗し、ツアー参加者の健康管理を行う仕事です。

一番わかりやすい例を挙げるなら、高校生とかの修学旅行に添乗する仕事になります。

なんらかの事情(保健室を何日も空けられないとか)により、添乗専門の医療者を募集することがあるのです。

ツアーナースのメリット・デメリットは?

ケースバイケースですが、
たとえばメリットは

 

  • いろいろな土地へ行くことができる(しかも給与も入る)
  • 自分のスケジュールに合わせた働き方ができる
  • 効率良く稼ぐことができる(可能性がある) など

 

一方のデメリットは

 

  • 場合によっては、24時間対応のこともある
  • 時給換算してしまうと、かなり悲惨な結果になってしまうこともある
  • さまざまな状況に対し、自分ひとりで判断することも出てくる など

 

とくに、学校行事への添乗の場合、引率の先生との打ち合わせが夜中までかかることもありますので、たとえば日給12,000円の場合、24時間働き続けると、結局は時給500円だった……となってしまうこともあります。

しかし、何事もなく旅行が終われば、一気に数万円を得ることができる仕事です。

どんな人が向いているの?

損得勘定なしに、純粋にいろんなところに行けて楽しいとか、空き時間を利用して数万円が手に入るのがウレシイと感じる人は向いていると思います。

また、ツアーナースは基本的に単発のアルバイトですので、組織に縛られたくない人初対面の人とも打ち解けられる人には、うってつけかもしれません。

仕事とはいえ、海外にもタダで行けるというところは、大きな魅力のひとつですね。

 

2.イベントナース

こちらは、ツアーアースと似ています。単発の仕事です。

大きな違いは、旅行への添乗ではなく、イベント会場が勤務先になるというところです。

イベントナースってどんな仕事?

イベント会場にはさまざまなものがあります。

たとえば、スポーツが行われるスタジアムなどの運動施設や、非常に多くの観客を迎える野外コンサートの会場のこともあります。

中には、子供たちのスポーツ大会の会場、というケースもあります。

基本的には、会場を訪れる一般の人、あるいはアマチュアスポーツ選手の急病やケガなどへの対応になります。(プロ選手の場合は、チームドクターがいますので……)

今年の夏のオリンピックでは大活躍の仕事になるかもしれませんね。

イベントナースのメリット・デメリットは?

こちらもケースバイケースといえます。たとえばメリットには

 

  • いろいろなスポーツやイベント会場に行くことができる
  • 自分のスケジュールに合わせた働き方ができる
  • 効率良く、稼げる可能性がある など

 

一方のデメリットは

 

  • 場合によってはひとりでの対応が限界となることもある
  • さまざまな状況に対し、自分ひとりで判断することも出てくる など

 

たとえば真夏のスポーツ大会などの場合、熱中症対策も必要ですし、非常に多くの急病人が出ることがあります。

イベントの規模によって、対応すべき人数が非常に多くなったり、また、天候や環境に左右されることもあります。

どんな人が向いているの?

いろいろなハプニングに、冷静に対応できる人はとても向いています。
また、空き時間にちょっとしたアルバイトをしたい人がオススメです。
病院の中とはまったく違う世界も、楽しいと思います。

 

3.保育園

保育園に必要なのは保育士さんですが、0歳児や1歳児の保育を行う保育園では、看護師を募集することもあります。

保育園の看護師ってどんな仕事?

基本的には”保育のお手伝い”です。

とはいえ乳幼児の場合、わずかな間に急変したり、思わぬケガをすることもあります。
そんな時に、保育園の中に看護師が一人いると、迅速な対応が取れるのです。

実は、都道府県によっては、0歳児の人数によって一定数の看護師を配置すること、と決まっているところがあります。

企業主導型保育園の場合、「保育所には保健師または助産師もしくは看護師の配置が必要であり 有資格でなければならない」とされています。

0歳児保育を行っている保育園では、児の人数にもよりますが看護師がひとり以上はいる、と考えてよいでしょう。

保育園の看護師のメリット・デメリットは?

メリットとしては、

 

  • 基本的に夜勤がないこと
  • 時間外勤務もほとんど無いことが多い など

 

デメリットとしては、

 

  • 保育中に何かあった場合、保護者への説明対応をしなければならない
  • 看護師としての復職が難しくなる など

 

どんな人が向いているの?

一言でいえばやはり”赤ちゃんが大好きな人”でしょうか。
でも、0歳児や1歳児でも、大人の言っていることはそれなりに聞いています。
可愛がるだけではなく、ダメなことはダメといえる部分も必要です。

 

4.産業看護師

産業看護師とは、簡単にいえば“企業の保健室”が職場になります。

産業看護師ってどんな仕事?

多くの場合、企業の保健室には保健師がいます。(医師がいることもありますが)

その中で、従業員の健康管理、健康診断に関するデータ管理や保健指導などの業務を専門に行う看護師もおり、これらの看護師を産業看護師といいます。

産業看護師の資格は学会資格ではありますが、一定の条件をクリアすれば認定を受け、産業看護師として登録することもできるようです。

産業看護師のメリット・デメリットは?

基本的なメリットは、

 

  • 夜勤がない
  • 時間外勤務もそれほどは多くない
  • 比較的大企業に雇用されることになるので、福利厚生がしっかりしている
  • 企業の休日に合せるので、週休2日が確保できることが多い など

 

デメリットとしては、

 

  • 時期的(健康診断の時期や、年度代わりの頃)は、非常に忙しくなることもある
  • 夜勤が無い分、年間の収入は少なくなる など

 

また、厚生労働省は企業におけるメンタルヘルスに力を入れている、という状況もありますので、悩み相談やカウンセリングのようなことも仕事の中に含まれます。

こういった分野が苦手な場合は、少し働きにくいかもしれません。

どんな人が向いているの?

企業規模によっては、千人単位の従業員の健康管理を行うことになるので、パソコンのスキルは必須だと考えてください。

聞き上手な人は、従業員の方が悩みを打ち明けやすいため、向いているかもしれません。

 

5.治験を実施する医療機関の支援(CRC)

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治験施設支援機関に勤務する看護師の仕事としては、CRC(治験コーディネーター)も人気です。

CRCってどんな仕事?

CRCは、一言でいえば、治験(臨床試験)に関わる仕事です。

指定された病院内で、患者さんと直に接して、治験内容の説明を行うだけではなく、不安や心的負担を軽減するための相談相手になります。

被験者の方への、身体的・精神的なケアやサポートをするのがメインです。

CRCのメリット・デメリットは?

関わる治験の内容にもよりますが、メリットとしては

 

  • 基本的には日勤のみ
  • 新薬の開発に深く関わることが出来る など

 

一方のデメリットとしては

 

  • 出張が必要となる場合もある
  • 対象となる疾患や関連の病態などについての深い知識が必要 など

 

新薬の開発には、膨大な時間とコストがかかります。
また被験者の方は、善意で治験に協力して下さっているのです。

病院看護師の仕事とは違うということをしっかりと自覚し、自分の言動にも十分留意する必要があります。

どんな人が向いているの?

治験に関する団体として、日本SMO協会というものがあります。

そこでは、CRCに求められる素質として、以下の事が挙げられています。

 

  • 誠実さ、明るさ、粘り強さなどの資質
  • コンピュータを使用する能力
  • 治験実施計画書を理解する能力
  • 薬理、薬物動態、統計解析、疾患背景等を理解する能力
  • 事務処理能力(文書作成・経理処理等)
  • 薬事関連法規を理解する能力
  • 医師との専門的な会話ができる能力
  • 治験の手順を把握する理解力
  • 治験チーム全体を調和させる調整力
  • さまざまな場面での判断力

 

このように、とてもたくさんの素質が必要とされますが、だからこそ誰でもが出来るものではありません。

この道でプロになれば、それなりの報酬が約束される仕事でもあります。

 

6.医療機器メーカー(フィールドナース)

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ここでは“フィールドナース”と呼びますが、他にも“クリニカルスペシャリスト”や“クリニカルサポートスペシャリスト””クリニカルコーディネーター“などと呼ばれることもあります。

フィールドナースってどんな仕事?

簡単に言えば、医療機器メーカーなどで働く看護師です。
企業によってさまざまな呼び方があるようですが、これらにきちんとした定義はないようです。

いくつかの求人情報を見ると、以下のふたつに分けられています。

クリニカルコーディネーター(フィールドナース)医療現場への啓蒙。
医師や看護師などの医療者や、患者さんに対して、専門的な情報の提供を行うことで、より効果的な診断や治療が行えるようサポートする仕事。

クリニカルサポートスペシャリスト メーカー社内への啓蒙。
医療機器メーカーなど社員に対し、より専門的な情報を提供することで、営業戦略を立てるだけではなく、時には営業への教育も行う仕事。

フィールドナースのメリット・デメリットは?

まずメリットとしては

 

  • 一般企業であり、基本的には夜勤なし、土日休みであることが多い
  • 担当する分野に対して、非常に深く勉強することができる
  • 専門性を高めるので、給与が高め など

 

場合によっては、日本だけではなく、広く海外からも情報を収集することもあります。
常に最新知識を吸収し、どうすれば仕事に生かせるのかを、常に考える必要があります。

 

次に、デメリットとしては

 

  • 場合によっては出張がある
  • 仕事の状況によっては、時間外勤務が多くなる可能性がある など

 

たとえば、医師や看護師を相手に勉強会などを行う場合、勤務時間外になることもあります。

どんな人が向いているの?

いろいろな立場の人と接するため、コミュニケーション能力は必須です。
また、英語が得意であるほど、この仕事に向いているとも言えます。

さらに、パソコンスキルも必須ですし、日本語力、プレゼンテーション能力も必要です。

 

7.高齢者向け施設

高齢化進む日本では、今後さらにニーズが増える仕事です。

高齢者向け施設の看護師ってどんな仕事?

高齢者向け施設には、実にさまざまなものがあります。

 

  • 介護老人保健施設
  • 介護老人福祉施設
  • 居宅介護支援事業所
  • 社会福祉施設
  • 介護付き有料老人ホーム などなど

 

こういった施設の中で看護師に求められる仕事は、入所(入居)している高齢者の方に対する、健康管理や投薬などのケアです。

介護に関することは、基本的に介護職の方がやってくれるので、看護師は、急変時の対応がメイン。

施設によって入所(入居)できる方の重症度(要介護度)が違いますし、一概にはいえませんが、最近では、胃瘻や人工肛門の管理、インスリン自己注射などを必要とする方も増えています。

結果的に、高齢者向け施設での看護師ニーズはどんどん高くなっています。

高齢者向け施設の看護師のメリット・デメリットは?

メリットとしては、

 

  • 夜勤が無い(もしくは少ない)割に、給与が比較的高い
  • 施設によっては、比較的安定した仕事ができる(急患対応が少ない場合)
  • 入所者(入居者)の一人ひとりと向き合った看護ができる など

 

一方のデメリットとしては、

 

  • “看護師”としてのスキルアップが難しい場合もある
  • 急変が多いなど、自分の判断が重要となることもある など

 

また、看護と介護の境目がわかりにくく、看護師の本来業務ではないことも、仕事のひとつになることもあります。

どんな人が向いているの?

もっとも重要な資質として、“高齢者とのコミュニケーション能力に長けていること”があります。また、認知症、終末期ケアなどの経験があれば、非常に重宝されます。

場合によっては最期を看取ることもありますが、必要以上に感情移入せず、静かに見守ることができる、という資質も大切です。

 

8.訪問看護

厚生労働省などでは、“地域包括ケアシステムの構築”を推進しています。

これだけ聞くとわかりにくいのですが、簡単にいえば

  • 高齢者や介護などを必要とする人が、住み慣れた地域で、最後までその人らしく生活するシステムを作ること
  • そのためには、地域全体でのさまざまな取り組みが必要 ということです。

その中で、今よりもさらに充実させるべき、とされているのが訪問看護です。

訪問看護ってどんな仕事?

在宅で療養する利用者の自宅を訪問し、医療行為や看護ケアを提供します。

場合によっては、訪問介護やデイサービスなど、介護サービス事業者と連携することもありますし、訪問診療を行う医師、地域の入院施設がある病院、自治体などとも連携する必要があります。

訪問看護の仕事も、看護師ニーズが今後ますます高くなる仕事です。

訪問看護のメリット・デメリットは?

メリットはいろいろありますが、

 

  • 自分で考えて、その時にもっとも適した看護が提供できる
  • 利用者の一人ひとりと向き合った看護が提供できる
  • 自分のスタイルに合わせた働き方ができる など

 

たとえば、自分の働きたい時間帯と、スケジュールの調整がうまくできれば、1日に数時間、週に1日~2日という働き方もできます。

 

デメリットとしては、

 

  • 急変時の対応など、自分で判断することが増える
  • 24時間対応を行う場合は、オンコールを担当することもある など

 

利用者の自宅を訪問する時は、基本的にひとりです(2人以上のこともありますが)。
移動手段、持参品なども、すべて自分で管理することが多いようです。

どんな人が向いているの?

高齢利用者への訪問を行う場合は、“高齢者とのコミュニケーション能力に長けていること”が重要です。

また、最近では精神疾患を抱える人が多く利用する事業所や、小児への訪問を得意とする事業所もあります。

比較的ゆっくりとした時間が流れる仕事ではありますが、その分、時間管理能力も必要です。

さらに、利用者だけではなく、家族との綿密なコミュニケーションが求められます。

 

どうでしたでしたか。

看護師の資格があれば、さまざまな働き方ができるのです。

病院から抜け出したい、新しい世界を見たいというアナタは、ぜひいろいろな仕事に、チャレンジが可能です。

今までは知らなかった、新しい世界が待っています。

ただ、そうはいっても、「今以上、待遇が悪くなったらどうしよう」「一から関係を築くのが大変だ」といった、なかなか転職に踏み出せない看護師さんには、転職の失敗理由を学ぶことで、どんな転職先がいいのか一層明確になると思います。

転職をする場合は自己分析をしっかりと行い、転職先の情報収集をしてしっかり対策をしてから転職に挑みましょう!

試験対策等の内容も別投稿でしてますので確認してみてください。

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