転職のノウハウ
転職活動に役立つノウハウを紹介致します
2020年7月6日

面接時の身だしなみ②
冬の面接
防寒のために着るものが増える冬ですが、避けたほうがいいものとそうではないものがあります!
- コート、ダウン
- 基本的には、普段スーツに合わせているもので構いません。
- しかし、ダウンジャケットやアウトドア用のカジュアルなコートは、スーツとちぐはぐになり、多少のマイナスイメージが生じる可能性があるので注意してください。
- ニット、セーター、カーディガン、ベスト
- スーツの場合、ジャケットの下にニットなどを重ね着してしまうと、どうしてもカジュアルでくだけた雰囲気になってしまいます。
- そんなときは、保温性のある機能性インナーを活用しましょう。
- ブーツ
- ブーツはカジュアルなアイテムです。スーツやジャケットを着るようなシチュエーションでは避けましょう。
夏の面接
クールビズが浸透し、夏は「ノーネクタイOK」という会社も増えましたが、面接時の服装としてどんなことを意識すればいいのでしょうか。
- ネクタイ
- 「クールビズ可」という指定がないのであれば、男性の場合はネクタイをしましょう。
- 「ノーネクタイ」の指定があったとしても、襟のあるシャツはマストです。
- 半袖、ノースリーブ
- いくら暑くても、半袖やノースリーブはカジュアルに見えてしまうので、避けたほうがいいでしょう。
- 生脚、素足
- 女性のストッキングなしの生脚、男性の靴下なしの素足(一見素足に見えるショートソックス含む)は、だらしなく見えるので、避けましょう。
- サンダル、ミュール
- デザインにかかわらず、ビジネスの場にはふさわしくありません。
- ハンカチ、タオル
- 汗をかくことを想定して、必ず持っていきましょう。
- 汗は、暑さ以外に緊張で出ることもあります。
- 汗をかくこと自体はマイナス評価にはなりませんが、汗を拭くハンカチを持っていないことを「だらしない」と思われることはあります。
- 扇子
- 建物に入ったら、面接の室内はもちろん、ウエイティングスペースでもあおぐのはやめましょう。
- 「冷房が効いていない」という嫌みに受け取られることがあります。
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髪型・ヘアスタイル
男女ともに、清潔感が大前提となります。フケや頭皮のにおい、寝ぐせに注意。
- 茶髪、カラーリング
- 最近はカラーリングしている人でも、極端な茶髪は減り、ダークトーンの茶色が主流となっていますので、色そのものよりも、カラーリングによって毛先が傷んでパサついていたり、根元が伸びて「プリン」や「富士山」になっていたりするとだらしなく思われるので気を付けましょう。
- 前髪
- 男女ともに、目にかかる前髪は印象が良くありません。
- スタイリング剤を使って横に流すか切るようにしましょう。
- ワックス、つや
- 男性の場合、整髪剤を何もつけていない状態の髪(さらさら・ぱさぱさ)のままだと子どもっぽく見えて、スーツとバランスがとれていないように見えてしまいます。
- ジェルやワックスを使って髪につやを足しましょう。
- ハーフアップ、まとめ髪
- 女性で髪の毛が肩より長い場合、ダウンスタイルでも問題ありませんが、サイドの髪が落ちて表情が暗く見えてしまうようなら、ハーフアップなどのまとめ髪にするのがおすすめです。
- 新卒就活のようにひっつめのひとつ結びにする必要はありません。
- ただ結ぶよりも “くるりんぱ”にすると顔まわりの毛流れが上向きになるので、それだけで明るい印象になります。
メイク・お化粧
面接のメイクは、きれいにする、盛るためのメイクではなく、元気で明るい表情をつくったり顔色を良く見せるためのもの。
ノーメイクだと面接時のカチッとした服装に合わないので、普段ノーメイクの人でも最低限のメイクはした方がいいでしょう。
- 眉毛
- 眉間がつながっていたり、毛流れがぼさぼさになっていないかを念のためチェックしましょう。
- 眉毛を太めにし、眉山の角度をつけると活動的、細めで眉山をなくすと落ち着いた印象になります。
- 男性の場合は、眉を整えすぎると冷たい印象になってしまいます。
- ファンデーション、ベースメイク
- まったく何も塗っていないと、顔色が悪く見えやすくなり、顔色を良く見せるためのチークやリップがなじみません。
- 普段、ファンデーションを使わないという人でも、スーツを着るなら下地とパウダーで整える程度はしたほうがいいでしょう。
- リップ、チーク
- 顔色を良く見せるためには、色味のあるリップやチークを入れましょう。
- なかでも、ピンクとオレンジの中間色「コーラルカラー」は誰にでも似合いやすく、フレッシュな印象になるので、おすすめです。
- マスカラ、アイライン
- 目元がはっきり見えるようにメイクで調整しましょう。
- つけまつげやエクステは、盛りすぎに注意。
- ネイル
- 企業や職種によっては、ネイルが禁止の場合もあるほか、年配の面接官からは「長すぎる爪」「ネイルアート」「寒色系の色味」にマイナスイメージを持たれることも。
- 「薄いベージュ」か「ピンク」の一色塗り程度にしておきましょう。
- カラーコンタクト
- 色なしのコンタクトにしましょう。
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- ニュートラル
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- アクティブ
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- 落ちつき
メイクによって雰囲気や印象を変えることができます。
【ニュートラル】は「一緒に働きたい」と思ってもらえるような明るいイメージです。
【アクティブ】は営業職やコンサルタント職など意志が強く活動的なイメージです。
【落ち着き】は事務や接客・サービスなど落ち着きと安心感のイメージのメイクです。
普段通りのメイクで自分らしく臨めばよいのですが、なりたいイメージがあれば参考にしてみてください。
面接における身だしなみの重要度はどのくらい?
最も重要視する項目に関しては、「表情」、「あいさつ」、「言葉遣い」といった項目を重視する人が多数を占めますが、「身だしなみ」と答える人も多く、重視する項目では、「身だしなみ」が最も大きな割合を占める結果となりました。
最重要といわずとも、評価を左右する要素であることは間違いないでしょう。
面接官は、最低限のビジネスマナーを守れることが当然と考えています。
面接官が不快に思わない服装、身だしなみを心がけましょう。
服装・身だしなみがネックになって面接を通過できなかったなんて結果になると、後悔してもしきれません。
事前にしっかりと準備をして面接に臨みましょう。