転職のノウハウ
転職活動に役立つノウハウを紹介致します
2020年12月22日

~転職エージェント活用のメリット・デメリット~
転職エージェントのデメリット
転職エージェントを皆さんしていますか?
転職エージェントはとても便利なサービスです。
しかし、何事にもメリット・デメリットは存在します。
そこで今回は転職エージェントのメリット・デメリットをまとめました。
~転職のデメリット~
1.応募まで数日かかる
転職エージェントを利用するには、まず転職エージェントに登録し、担当アドバイザーと面談を行う必要があります。
しっかりとニーズをお聞きした上で、求職者に合う求人を探すためではありますが、転職サイトのように、転職を思い立ってその場ですぐに応募というわけにはいきません。
2. 転職エージェントによって強みが異なる
同じ「転職エージェント」という名前でも、あらゆる業界の求人を網羅している転職エージェントもあれば、ある特定分野に特化した転職エージェントもあります。
自分の希望する業界に強みを持つ転職エージェントを選ばなければ、理想的な求人は見つけられず、思うように転職活動ができないというリスクも考えられます。
ある程度規模が大きい転職エージェントであれば、業界ごとに専任のキャリアアドバイザーが割当てられているため安心ですが、そうでない場合には注意が必要です。
3.中には質の低い転職エージェントサービスもある
現在、全国には2万を超える転職エージェント(職業紹介事業所)があり、利用する転職希望者も増えています。
しかし、数多い転職エージェントの中には、残念ながら質の低いエージェントも存在します。
転職エージェントを選ぶ際には、サイトで情報を確認したり、利用者の声を聞いたりするなどして、失敗しないように注意しましょう。
では大手は質が高いのか。それはわかりません。
場合によっては地場の業種を絞っている企業の方がいい場合もありますのでしっかり見極めましょう。
4. サポート期間が決まっている転職エージェントもある
少数ではありますが、転職エージェントの中には、サポート期間を「利用登録から3ヶ月間」などと定めている場合があります。
転職活動に要する期間が一般的に3ヶ月程度といわれていることから、このような設定を設けている転職エージェントがあるようです。
しかし、「ゆっくりと転職活動を進めたい」「良いところがあれば転職しようかな」と考えている場合は、サポート期間中に理想の企業と出会えない場合もあります。
5. 気軽に様々な求人情報を見ることができない
キャリアアドバイザーは、面談を通して求職者から「どんな業界で働きたいのか」、「転職を通してどんなことを叶えたいのか」といったニーズを聞き取り、それに合った求人をご紹介します。
そのため、求人情報を全部自分で見て探したい!という人は歯がゆさを覚えるかもしれません。
6. どこの内定を承諾するか迷ってしまう
転職エージェントは、求職者のニーズをしっかりと聞き取り、それに合致した求人を紹介します。
そして、その企業から内定がもらえるように応募書類の添削や面接対策をし、さらに希望条件に合うように交渉をします。
つまり、求職者が応募する企業は、全て転職して叶えたいことを実現してくれる企業であり、また、それらの企業から内定をもらえる可能性は、自己応募に比べて高くなります。
しっかりと受ける企業の志望順位を決めておかないと、内定通知が届き出してから迷ってしまうこともあるかもしれません。
~転職のメリット~
1.専門のキャリアアドバイザーに転職の相談ができる
転職エージェントに登録すると、専任のキャリアアドバイザーが相談に乗ってくれます。1対1の面談を行って、登録者のこれまでの経歴や希望の業界・職種、転職に期待することなどを聞いたうえで、アドバイスを行います。
職種や業種、転職そのものに迷いがある場合も、キャリアアドバイザーがアドバイスしてくれます。面談を行うことで、転職の目的や実現したい条件がより明確になり、自分の強みや弱みもはっきりしてきます。
2. 非公開求人を紹介してもらえる
面談で転職の目的や希望の職種・業種が明確になったら、転職エージェントが持つ情報の中から、条件に合った求人を紹介してもらいます。
転職エージェントの強みの1つが、非公開求人を紹介してもらえることです。企業の中には、効率よく採用を進めるために、転職エージェントにのみ求人を出すことがあるため、一般の転職サイトなどには公表されていない求人情報が得られるのです。
また、求人票だけではわからない企業の社風や雰囲気、業界の成長性・動向、入社後のキャリアパス、書類選考・面接選考通過の難度など、より詳細な情報もアドバイスしてもらえます。
3.履歴書・職務経歴書作成のアドバイスがもらえる
転職エージェントでは、履歴書・職務経歴書を添削、アドバイスをもらえます。
「その企業は書類のどこに注目しているか」といったことを客観的にアドバイスしてもらえるので、よりアピール度が高い内容になり、選考通過の確率も高くなります。
4.推薦状を送ってくれる
応募する企業が決まったら、キャリアアドバイザーが応募手続きを行ってくれるとともに、応募書類と併せて「推薦状」も送ってくれます。
5. 面接のサポートが受けられる
転職エージェントでは、面接が苦手・不得意な方向けに、模擬面接をしています。
質問の受け答え方、身だしなみのチェック、話す速度や強弱などをキャリアアドバイザーがアドバイスしてくれます。
また、過去に出た質問などから、企業が何を知りたいのか、求職者が伝えるべき情報は何なのかもアドバイスしてもらえます。
こうした面接対策によって、面接通過率が大幅に向上します。
6.応募手続きや面接の日程調整、内定後の給与交渉などを代わりにしてもらえる
紹介を受けた企業への応募や面接日程の調整、内定後の給与交渉といった、求職者からは言いだしづらいことも、すべて転職エージェントが代行致します。
これらを自分1人で行うのはかなり大変です。
ですが、転職エージェントであれば、時間がない人や交渉事が苦手な方も安心して転職活動を行えます。
7.面接の結果に対してフィードバックがもらえる
面接後には、採用担当者に面接の内容を確認してフィードバックしてくれます。
どういったポイントが良くて、どこが悪かったのかがわかるので、次回以降の面接に活かすことができます。
~転職エージェントを使わない方法は何があるか~
転職サイト
ネット環境があれば、誰でもすぐに始められるのが転職サイト。その手軽さから利用する人が多い、最も一般的な方法です。どれだけ多くの求人に出会えるかが鍵となる転職活動においては、数万件に上る求人数は魅力的です。また、企業がその企業の採用ページに掲載していない求人も多数存在します。
しかし、その利用のしやすさのため、求人に対する応募人数が非常に多く、倍率が高くなってしまうのがデメリットです。応募人数が増えれば、書類選考で簡単に切られてしまう可能性も高くなるため、面接にたどり着くことが難しくなります。
ハローワーク
職探しといえばハローワークというほど一般的な方法です。ハローワークでは転職サイトと同様、インターネットで大量の求人検索ができます。さらに、職員が面接などの日程の調整をしてくれるのも魅力です。
しかし、業種、職種によっては求人数が偏っていたり、少なかったりする場合があります。中にはブラックな求人が紛れ込んでいる可能性もあり、採用する気がないのに求人を出す「カラ求人」が多い点にも注意が必要です。また、対応してくれるハローワークの職員は転職のプロではありません。
直接応募
「この企業に入りたい!」「この仕事がしたい!」というビジョンがはっきりしている人は、企業の採用ページに直接応募するのも有効です。企業にとってはコストをかけることなく求人が募集できるため、最近では自社ホームページでの採用を行う企業が増加しています。
しかし、雇用条件や契約内容でトラブルが起きた場合も、誰も味方になってはくれません。自ら対応していくしかないのです。
リファラル採用
希望する会社に知り合いがいる場合、その人から推薦や紹介をしてもらうこともできます。これをリファラル採用といいます。
近年は積極的に取り入れている企業も多く、転職者の27.7%が知人や友人のツテで転職をしています。
この方法であれば、書類選考はほぼ確実に通ります。さらに、在籍社員からの推薦がある場合は、面接も通りやすいといわれています。
ただし、内定辞退など企業に対してネガティブなアクションを起こすと、知人の顔をつぶすことになってしまうので注意が必要です。
ヘッドハンティング
ヘッドハンティングは、人材紹介会社のヘッドハンターが優秀な人材を世の中からスカウトし、その人を企業に紹介するという手法です。近年ではヘッドハンティングを利用した採用が若年層にも広がりつつあり、若くて優秀な人材がヘッドハンティングにより転職しています。
最大のメリットは、今よりも待遇が良くなることですが、紹介される仕事が必ずしも自分が希望している職種とは限らないので、採用が決まるまでに時間がかかります。短期的な転職には向いていません。
ダイレクトリクルーティング
近年では、SNSに自分の仕事に関するプロフィールや投稿を行うことで、企業の採用担当者から声がかかるという「ダイレクトリクルーティング」という転職方法も広がりを見せています。
SNSで自分をアピールするのが得意な人にとっては有効な方法です。
しかし、採用担当者がプライベートの様子などもチェックして人物像を見極めているため、不用意な投稿には注意が必要です。
SNSを転職活動に利用する際は、書き込む内容とプライバシー設定に十分注意してください。
~自分でしたときにしないといけないこと~
書類を自力で作成しないといけない
新卒の就活で経験された方も多いかもしれませんが、志望動機や自己PRを作るのは、非常にたいへんな作業です。
その苦労は、もちろん転職活動にもあるのです。
転職の場合の書類作成は、新卒の就活とは異なり退職理由や転職目的などもしっかりとアピールできるようにしなければならないため、書類作成はより慎重に行う必要があります。
しかし、転職エージェントを利用すれば、多くの応募者を面談してきているプロのキャリアアドバイザーが、その人のアピールポイントを整理してくれます。
さらに、キャリアアドバイザーは応募企業に精通しているため、どんな表現をすればその企業にいい印象を残すのかも教えてくれます。
面接対策を自力でしないといけない
応募書類の作成とともに大切なのが、面接対策です。
しかし、1人で面接対策を立てるのは非常に難しいものです。
面接官に好印象を与えることができる受け答えの仕方などは、自分だけではうまくまとめきれないでしょう。
その点、転職エージェントを利用すれば、模擬面接などの面接対策も万全。
本番に向けて、応募企業に合わせてどういった点をアピールすればいいかをアドバイスしてもらえます。
非公開求人への応募のチャンスがない
非公開求人とは、さまざまな理由から、企業が一般的には公開していない求人のことです。
非公開求人は、主に人気職種、新規事業の立ち上げに伴う求人、役員クラスの求人など、概して給与やポジションが高い傾向があります。
転職サイトでも非公開求人を保有していますが、その数とは比にならないほど転職エージェントは多くの非公開求人を保有しています。この非公開求人には、転職エージェントに登録しなければ決して出会うことはありません。
面接での失敗は取り戻せない
「今の面接、緊張しすぎて全然ダメだった…」と、肩を落として応募企業をあとにするという苦い経験は、就活経験者なら一度や二度はあると思います。
自分で応募して選考を受ける場合は、面接で失敗したらもうそれで終わりです。
ところが、転職エージェントを利用した場合、転職エージェントは面接後に人事担当者と連絡をとり、応募者が企業にアピールできなかったことをフォローしてくれる場合もあります。
面接で落とされていてもおかしくない状況を、転職エージェントの力で救ってもらったという例は珍しくありません。
給与待遇などの交渉が難しい
企業側から「どうしても来てほしい!」と求められる状況でない限り、これから採用してもらおうという立場で、企業に対して年収の交渉をするのは、なかなか容易なことではありません。
転職エージェントはこの場面も、応募者と企業のあいだに入って交渉してくれます。
退職トラブルに巻き込まれた際の対処が難しい
転職先が見事決まっても、転職はそれで終了ではありません。
次に待っている課題は、現職を円満に退職することです。
この退職が、実は何かと問題がついてくるもので、上司や会社から強い引き留めがあり、内定日までに退職できないトラブルが少なくありません。
そんなトラブルを回避するためにも、転職エージェントは力を貸してくれる存在になります。
転職期間が長くなる
自力で転職活動を行う場合、自分の市場価値を過大評価してしまう人もいるため、内定をもらえるような企業になかなか出会えないというケースもあります。
自分の市場価値よりも高い企業ばかりに応募して、その結果、不採用を繰り返すことになってしまうのです。
転職エージェントは応募者の市場価値を適切に判断し、短期間で自分に合う企業を紹介してくれるでしょう。
~転職エージェントはこんな人にオススメ~
アドバイスをもらいながら転職活動を進めたい人
第三者からの客観的アドバイスをもらいながら着実に転職活動を進めたいという方は、転職エージェントの利用が最適です。
転職エージェントは、転職活動に必要な以下のような作業を一貫してサポートしてくれます。
- 希望条件の洗い出し
- キャリアの棚卸し
- 履歴書、職務経歴書の添削
- 面接日程の調整
- 面接対策
- 条件交渉
一つひとつのフェーズで最適なアドバイスを得ながら転職活動が進められるため、転職活動が初めての人や転職活動に不安がある方におすすめです。
スピーディーな転職活動をしたい人
在職中で時間が取りにくい場合や、家庭の事情でとにかくスピーディーに転職活動を進めたいような場合も、転職エージェントの利用がおすすめです。
転職エージェントにあらかじめ自分の希望を伝えておけば、条件に合致した求人のみ選別してくれるだけでなく、応募にかかる事務的な作業をすべて代行してくれます。
内定の確率を少しでも上げたい人
希望企業への内定確率を少しでも上げたい場合は、キャリアアドバイザーのサポートのもとで転職活動を進めることをおすすめします。
キャリアアドバイザーはあらゆる業界に精通し、内部事情も把握しているため、本やインターネットでは得られない生の情報を持っています。
たとえ面接が思うようにいかなくても、その後応募企業へ直接プッシュしてくれる場合もあるため、ひとりでの転職活動よりも内定の確率がアップする可能性があります。
転職エージェントを効率よく使うことで自分の理想の職に就くことが可能になるかもしれません!
まだ使ったことのない方も試しに活用してみたらいかがですか?
転職エージェントはデメリットよりもメリットの方が多いと思います!
どのように転職を進めたらいいかわからない方、時間がない方等お気軽にご連絡ください!
私たちエージェントがしっかりとサポート致します。